9月6日(月)から脱走中のザリガニは9月7日(火)6時ごろ、同居する家族が勝手口前で倒れているのを発見、その場で死亡が確認された。享年0歳だった。(推定)
新天地を求め水槽を脱走したはずのザリガニ、その先に見つけたものは皮肉にも三途の川となってしまった。
この事件は9月6日(月)の未明にザリガニが水槽を脱走したことがすべての始まりだった。
9月6日(月)の午前6時頃、同居する家族がザリガニが水槽に居ないことに気づき、不審に思っていたが死んでしまった後、弔われたと判断していた。
しかし、飼い主であるゼロが昼過ぎに再度この状況を確認し、死んだのではなく脱走したものと判断され、大規模な捜索が開始された。
その後、ゼロの懸命の捜索が続くも、脱走したザリガニを見つけることはできなかった。
ゼロは夕飯前に改めて再捜索するも行方不明のザリガニは見つからず、夕飯後にインターネットの情報を検索した結果、ザリガニの陸上での生存時間的にはまだ生きている可能性も残されており、長男および次男に懸賞金500円つきの緊急指名手配を実施し、そのまま9月6日(月)の捜索を打ち切ることにした。
夜が明けて本日9月7日(火)午前6時頃、ゼロの同居家族が脱走した水槽から遠く離れた勝手口の扉前で倒れているザリガニを発見、そのままその場で死亡が確認された。
ザリガニは、9月6日(月)未明の脱走からおよそ24時間にわたり新天地を目指し潜伏・逃亡を繰り返し、飼い主であるゼロや同居家族の目をかいくぐり、水槽から遠く離れた勝手口まで移動すると言う大冒険をやってのけたものの、施錠された勝手口を開けることは叶わず、その場で呼吸困難を起こし絶命したものと推測される。
水槽と言う閉じ込められた空間から脱走し、新天地を目指したはずのザリガニの脱走劇は、皮肉にも三途の川に辿り着く言う死への旅路となってしまった。
また、水槽で同居していたオイカワたちは、ここ数日、夜な夜な仲間のオイカワが同ザリガニに襲われ、喰らわれていたこともあり、ザリガニが脱走したころから安堵の声を漏らしていた。
しかし、ザリガニの死を伝えたところ、少なくない期間同居していたザリガニが死んだことに多少の戸惑いを浮かべたが、せめてあの世では喰らった仲間のオイカワと共に仲良く過ごしてほしいと優しい言葉を贈った。
あ、どうも!ゼロです。
昨晩の日記で書いたザリガニの大脱走、そして緊急指名手配から一夜が明けて状況が変わったので創作的なニュース風にまとめてみました。
最後の1匹のザリガニだったのでまだ生きているなら助けてあげたかったと言うのが本音なのですが、悲しい結果になってしまいました…(´・ω・`)
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